新型コロナウイルス感染拡大に伴い、医療機関、患者さんの双方のオンライン診療に対する関心が高まっています。

今回は、オンライン診療の導入を検討されている医療機関向けに導入方法と活用事例をご紹介します。

オンライン診療とは?

オンライン・電話で診療することを指します。

また、新型コロナウイルス感染症が拡大し、医療 機関の受診が困難になりつつあることに鑑みた時限的・特例的な対応として、初診からの利用が可能となりました。

厚生労働省の調べによると4/10時点で全国1万超の医療機関が導入しています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/rinsyo/index_00014.html

オンライン診療の導入方法

オンライン診療専用のアプリを導入する方法

オンライン診療診療の専用アプリを導入することで、簡単にオンライン診療を始めることができます。

代表的なものがメドレー社の「CLINICS」とMICIN社の「curon」です。
以下に2サービスの簡単な紹介をまとめています。

※料金については原則として、平常時の料金を記載しています。

CLINICS(https://clinics.medley.life)は初期費用や月額費用が高額(目安で初期費用30万円〜、月額費用1万円〜)ですが、メドレー社の電子カルテや予約システムと連携できるのが強みです。

curon(https://curon.co)は初期費用や月額費用が無料なのが特徴です。
1件ごとに事務手数料として4%の金額を医療機関側が支払う必要があります。
その他、患者さんも1件330円の負担が必要です。

また、オンライン診療アプリを活用した場合の診察の流れは以下のようになります。

メリット
・アプリ内で決済まで行える

デメリット
・ユーザー側の手間が多く離反しやすい(アプリダウンロード、コード入力など)
・HPから遷移した先がアプリのDLページとなってしまい、分かりづらく予約のハードルが高い

無料のサービスを組み合わせる方法

オンライン診療をお金をかけずに始めたいという方は、無料のサービスを組み合わせることで導入可能です。

問診、オンライン診療には「LINE」「ZOOM」「Skype」などの通話ツールを使用します。
決済には「PayPay」「PayPal」「LINE Pay」などを利用します。
上手く組み合わせると医療機関、患者さん双方の負担が無く、オンライン診療を実現できます。

メリット
・費用をかけず導入できる

デメリット
・ユーザー側のITリテラシーが求められる
・予約の管理が複雑になる
・診療の際に問診を行う時間がかかる

WEB予約、問診システムを活用する方法

上記の無料のサービスを活用した場合の、デメリットとなっていた「予約の管理」と「問診の時間」を解決できるのが、WEB予約、問診システムを活用したオンライン診療です。

予約や問診はWEB上で行い、診療は「LINE」「ZOOM」「Skype」などの通話ツールを使用します。
決済システムは「PayPay」「PayPal」「LINE Pay」などを利用します。

メリット
・ホームページから予約〜問診回答までをシームレスに行える
・費用は最小限で抑えられる

デメリット
・ユーザー側のITリテラシーが求められる

オンライン診療に最適な予約システムをお探しなら

弊社WEB予約システム「アポクル」とWEB問診システム「アポクル」問診は完全に連携しており、オンライン診療と組み合わせるのに最適です。

また、予約システム月額10,000円〜、問診システム月額10,000円〜と低コストでご利用いただけます。

詳細は以下よりご覧ください。

アポクルアップデート情報

アポクルでは現在、システム内で決済を行える機能を開発中です。
機能が実装されると、患者さまが予約完了の段階でクレジットカードの登録ができます。
その後、「LINE」「ZOOM」「Skype」などの通話ツールを使い診察を行って頂き、請求額を確定して頂くだけです。

メリット
・ホームページから予約〜問診回答、までをシームレスに行える
・決済も手間がかからない
・費用は最小限で抑えられる

デメリット
・ユーザー側のITリテラシーが求められる

また、決済機能は通常の外来の患者さんにもご利用頂けます。

事前にクレジットカードを登録されており、自動決済を希望される患者さんは窓口で領収書と処方箋を受け取り帰ることができます。