最近導入している医療機関様も増えてきたWEB問診。

今回はWEB問診とは何なのか?メリットは?といったことをまとめました。

ご参考になれば幸いです。

 WEB問診とは

WEB問診とは今までの紙に書いて頂く問診票ではなく、WEB上で記入して頂く問診票のことです。

患者様には来院前にパソコン・スマートフォンでご記入頂くか、来院時に院内のタブレットなどの端末で入力して頂きます。

患者様にとっても、医療機関にとってもメリットのある画期的なサービスです。

 問診の流れ

WEB問診がどの点で優れているのか、現在の問診票記入の流れとの比較をしてお伝えいたします。

 現在の流れ

現在の問診票記入の流れは以下のようなパターンが多いと思います。

中には②のスタッフからの深堀りがなかったり、カルテへの記入を先生ご自身がされている場合などがあると思いますが、

初診1人の患者様に対して約10分の時間がかかっています。

※院内で診察に入るまでの時間

 WEB問診での流れ

WEB問診では以下のような流れになります。

事前にWEB上で問診票記入を済ませている患者さんに関しては院内で問診票を書いて頂く必要はありません。

来院後に記入して頂く場合でもタブレットで項目を選んで頂くだけなので、記入の時間短縮になります。

また、問診票に対しての質問もWEB問診の項目をカスタマイズすることで対応可能です!

ドリルダウン型なので「この答えをした人にはこの質問」といった形で深堀りできます。

最後のカルテへの記載ですが、WEB上での問診結果画面のQRコードをバーコードリーダーで読みこみ、電子カルテに貼り付けるだけで完了です。

紙問診での所要時間と約10分と比較すると、最大99%の時間短縮が可能です。

紙を用いた問診の流れと比較すると圧倒的に時間の短縮になります。

 WEB問診のメリット

WEB問診のメリットを整理していきます。

 医療機関にとっての5つのメリット

現在の紙を用いた問診票の記入だと受付スタッフにかかる負担は大きいのではないでしょうか。

中でも問診票をカルテに転記する作業は、「手書きで何が書いてあるかよく分からない」や「必要な箇所が書かれていない」など時間がかかってしまう場合があります。

WEB問診の導入ではこれらの作業がスムーズに行えるようになり、院内体制の改善に繋がります。

スタッフの作業内容が軽減されることで離職率の低下にも繋がります。

紙の問診票だと、聞きたいことを増やそうとすると紙の量が多くなりコストがかかりますし、患者さんにもストレスです。

WEB問診ではドリルダウン型なので、深堀りの質問が患者さんにストレスなく行えます。

問診内容を事前に練っていただければ、それだけスムーズに診察に入ることが可能ですし、より多くの患者様を診れます。

上記の①②をスムーズに行えると、必然的に患者様の待ち時間を軽減できます。

待合室の混雑状況がお悩みの方も多いのではないでしょうか。

問診票記入の時間・診察時間の短縮の結果、待合室の混雑緩和にも繋がります。

問診票で「何を見て来院しましたか?」などの質問を項目に入れている医療機関様も多いと思います。

広告などを考える上で、それらの回答は非常に重要となってきます。

しかし、手書きの問診票の場合きちんと集計されている医療機関様は稀だと思います。

WEB問診を導入することでそれらのデータも自動的に集まり、経営やマーケティングに使用出来ます。

 患者様にとってのメリット

事前に問診をWEB上で記入していれば、予約の時間より前に行く必要がなくなります。

また、お子様連れでバタバタしている方、忙しいビジネスマンの方などは、その方それぞれの余裕があるタイミングで問診を済ませることができるので、非常に便利です。

紙に書くよりもWEB上でチェックをつけるだけなので患者様のユーザビリティが向上します。

UIも馴染みのあるチャット型が採用されていることが多いのでより答えやすくなっています。

このように医療機関、患者様双方にメリットの多いサービスとなっています。

 アポクル問診

現在弊社でもWEB問診サービスの「アポクル問診」を開発中です。

弊社予約システム「アポクル」とも連携され、予約をとった患者様はそのまま問診に移行できる予定です。

事前に詳しい話を聞いてみたい、機能を知りたいなどございましたら以下フォームよりご連絡ください。

担当の者からご連絡差し上げます。