最近、弊社でリスティング広告についての相談をお受けする機会が増えました。
今回は「リスティング広告を検討中の方」や「配信しているがいまいち効果が分からないといった方」に向けて、リスティング広告を分かりやすく解説します!
リスティング広告とは
リスティング広告とは、検索エンジンでユーザーがあるキーワードで検索した時に、その検索結果に連動して表示される広告の事です。
検索連動型広告(検索広告)やPPC(Pay Per Click)広告とも呼ばれ、広告がクリックされると費用が発生します。
基本的にはGoogle広告やYahoo!プロモーション広告を利用することが多いです。
検索した際に↑のようにURLの左側に「広告」と書かれているものを皆さんご覧になったこともあるのではないでしょうか。
その他の広告と比較したリスティング広告のメリット
バス広告や電柱看板、新聞折り込みなど、クリニックにおける広告にも様々な種類があります。
その内科でも、リスティング広告ならではのメリットをお伝えします。
リスティング広告3つのメリット
① 興味のあるユーザーにアプローチできる
↓
→「◯◯市 内科」「◯◯市 内科 土曜日」 など、来院に近いユーザーにアピールできます。
② クリック課金なので無駄なコストはかからない
→クリックされてはじめて課金されます。予算の上限も設定可能です。
③ 費用対効果が測りやすい
→詳しくは後述しますが、しっかりとゴールを設定することで費用対効果が測れます。
大きく分けて上記3つの点でリスティング広告は優れています。
その他の広告との比較
リスティング広告とその他の広告の訴求可能な範囲をまとめました。
また、それぞれの広告には
・リスティング広告
費用:クリック課金
・看板広告(駅・電柱)やアナウンス広告(バス・電車)
費用:月額制
という料金面の違いもあります。
医療機関にリスティング広告がオススメな理由
医療機関にリスティング広告オススメしている理由は「コアアルゴリズムアップデート」にあります。
コアアルゴリズムアップデートとは、Googleが検索アルゴリズムのベースとなる部分を大きく見直して内容を更新することです。
特に医療の業界では影響を受けやすく、
・指名検索(クリニックの名前)で検索しても検索に表示されない
・今まで1ページ目に表示されていたが、3ページ目にしか表示されなくなった
など様々なケースを見てきました。
そのような際にも、リスティング広告を出しておくと、 Webからの患者さんが一切来なくなったなど最悪な事態は避けられます。
リスティング広告運用の重要な2つのポイント
CV(コンバージョン)
Webサイトから得られる最終成果、ゴールのことです。
医療機関であれば「電話」「予約サイト遷移」「予約完了画面」などにあたります。
なるべく来院に近い場所をコンバージョンポイントにすると効果が正確に測れます。
CVR(コンバージョン率)
Webサイトに発生したアクセスのどれだけがサイトの成果=コンバージョンを達成したか、その割合を表す指標です。
リスティング広告に出しているサイトの評価をする際に役立ちます。
上記2つのポイントは、リスティング広告を運用する上で「必須」の項目です。
業者に任せている場合は計測されているのが普通だと思いますが、(業者で計測していない場合は怪しいです…)個人で運用されている場合も設定をオススメします。
リスティング広告の効果測定方法
リスティング広告を運用する上で一番大事になるのが費用対効果の検証です。
使用するのが「CPA」と「LTV」いう指標です。
CPA(患者獲得単価)
リスティング広告使った費用 ÷ CV(コンバージョン)で算出します。
例:月に10万円リスティング広告に使い、CVが10件だった場合のCPA=1万円
LTV(生涯患者価値)
平均患者単価 × 平均来院回数 で算出します。
例:平均患者単価が6,000円、平均来院回数が2.5回の場合LTV=1万5千円
ではリスティング広告を運用するにはCPA(患者獲得単価)の目標をどのように設定すれば良いのでしょうか?
目標CPA=LTV×利益率
とするのがオススメです。
例:LTVが1万5千円の内科で利益率が30%の場合の目標CPA=4,500円
※(参考)各科目の利益率
リスティング運用代行会社について
リスティング運用代行会社を使うメリット
リスティング広告を行なうには、①自分で行なう ②リスティング運用代行会社に依頼する、という2つの手段あります。
医療におけるリスティングで難しい点は、「医療広告ガイドライン」に沿った広告を作らなければならないところです。
そのため、自分でリスティングを行っている方でも、「審査に落ちてしまった」などの相談をお受けすることがあります。
どこが審査に落ちているのか、どう直せば審査に通るのか…をGoogleやyahoo!に問い合わせて対応していかなければなりません。
運用代行会社に依頼をする場合は、運用費の20%を手数料として支払う代わりに、そのような煩わしさを省くことができます。
また、運用後に関しても、定期的なレポートを作成してくれるので、現状の成果が把握しやすいというメリットがあります。
こんなリスティング運用代行会社は要注意!
「審査落ち等の対応をしてくれる」「レポートを作成してくれる」と言っても、そのクオリティは業者によってまちまちです。
・対応が遅い
・レポートを出してくれない
・レポートの内容が分からない(説明をしてくれない)
などが当てはまる場合は、「要注意」といえます。
・きちんと成果(コンバージョン)の計測ができているか
・きちんと費用対効果を出せているか
は、これから業者を選ぶ方、そして現在業者にお願いしている場合でも、確認するべき大切なポイントとなります。
リスティングに関する無料相談なら
弊社では、「これからリスティング広告を考えている」という方や、「今の業者が適切なのか不安」という方のご相談を、積極的にお受けしております。
ご興味のある方は、ぜひ以下のフォームからお問い合わせください。
※業者から出ているレポートの無料分析も行っています!