クリニック経営マガジン

CBD(カンナビジオール)オイルのご紹介|期待される効果、疾患など

最近話題性の強い「CBD(カンナビジオール)」は、
最近日本でも雑誌に掲載されるなど知名度が上がっています。

有効成分のつまったCBDをつかった商品はさまざまリリースされていますが、
その品質・濃度も、高いもの〜低いものまで流通してしまっています。

Calooでは、クリニックからあがった「物販に興味がある」「物販を始めてみたいけれど、どうすれば?」という声に応えるべく、
その話題性と効能に富んだCBDを、極めて高い品質でサプリメント化した商品を取り扱うことになりました。

院内販売をご検討されている医師のみなさま、経営者のみなさまに向けて、おすすめできる商品になっています。

本記事では「CBDとは?」というところからご説明をさせていただきます。
はじめてCBDを知った方でも、ご興味をもっていただけたらぜひお問い合わせいただければと思います!

CBD(カンナビジオール)とは?

世界保健機構(WHO)をはじめ、世界アンチドーピング機関(WADA)でも使用承認するなど、近年、国際的機関にも高く評価され、欧米を中心に医療・健康・美容など様々な分野で話題となっている「CBD(カンナビジオール)」。

最近日本でも雑誌に掲載されるなど知名度が上がっています。 

その理由は、「CBD(カンナビジオール)」が、天然化合物として素晴らしい可能性を持った成分であると分かってきたからなのです。

昔から薬草利用されている植物「アサ」に含まれる成分“CBD(カンナビジオール)”

CBD(カンナビジオール)とは、アサ科一年草の植物「大麻草(植物学上表記:アサ)」の主に茎・種子に多く含まれる成分のこと。

原料となる「アサ」からキャリアオイル法や二酸化炭素法などを用いて、CBDは抽出されます。

昔から「アサ」は根っこから穂、葉、茎、種まで余すところなく“薬草”として利用されてきた歴史があり、現代においても私たちの身近で様々な形で利用され続けている植物なのです。

例)×花穂……医薬品・嗜好品

○茎(繊維)……糸、ロープ(麻紐)、織物、神道儀式

(木質部:オガラ)……燃料、建材、プラスチック

○種……食品(ヘンプシード・麻の実)、食用油(ヘンプオイル)、化粧品、石鹸

×葉……医薬品、肥料、飼料

×根……土壌改良

※漢方薬はすべての部位で利用されている 

 

 

また、アサは英語では「ヘンプ(Hemp)」、他にも「麻・カンナビス・マリファナ」など様々な呼び名がありますが、日本では“CBDが「アサ=大麻草」に含まれている成分”となると、非常にネガティブな印象を受ける方も多くいるかもしれません。

しかし、実際のところ「アサ(大麻草)」に含まれる精神作用(陶酔感、多幸感、酩酊状態など)を引き起こす成分(THC成分:テトラヒドロカンナビノール)は、“穂(花)・葉にだけ”多く含まれています。

そのため、大麻取締法(1948年制定)でも、THC成分が多く含まれる花穂・葉の利用を禁止していますが、「茎(繊維・オガラ)や種子を利用した製品は除外する」と規定しています。

THC成分のほとんどないアサの茎・種子から抽出されたCBD(カンナビジオール)は、日本でも法律上問題はないので、安心して利用することができます。

CBDは身体調節機能を活性化する成分(植物性カンナビノイド)

薬用植物「アサ」には、身体調節機能を活性化する成分(カンナビノイド)がなんと104種類も含まれています。

そんな数あるカンナビノイドの一つが、このCBD(カンナビジオール)であり、1963年にイスラエルの科学者ラファエル・メクラム氏によって発見されました。

そもそも私たちの体には、ECS(エンド・カンナビノイド・システム)と呼ばれる、免疫・痛み・食欲・感情抑制・運動機能・発達・老化・神経保護・認知など“身体の様々な機能を調節するしくみ”が備わっています。

その身体調節機能(ECS)は、鍵(体内カンナビノイド)と鍵穴(カンナビノイド受容体)なような関係で、ピッタリはまっていることで正常に保たれ、日々の健康的な生活が送れていています。

しかし、これまでの研究で強いストレスや老化・睡眠不足・過食などによって、身体の調整機能が弱ってしまう(=カンナビノイド欠乏症)と、様々な疾患が引き起こされることが分かってきました。

CBDは“植物性カンナビノイド”として「新たな鍵」となって、体内のカンナビノイド受容体に働きかけることができるので、身体機能の様々なバランス調整に役に立ちます。

この作用こそが、医療分野をはじめ、世界中で注目されている所以なのです。

体を整える「CBDオイル」の期待される効果や疾患

身体のバランス調整作用を持つCBD(カンナビジオール)は、「CBDオイル」として手軽に摂取することができます。

CBDオイルの期待される効果:身体を正常に保つ・整える

日本臨床カンナビノイド学会によると、体を整える働きを持つCBDは、具体的には以下のような薬効作用が期待できるとしています。

神経を落ち着かせる作用

過剰となった神経に働きかけることで、リラックスや不安を和らげる効果がもたらされるため、ストレス緩和や不眠改善にも効果的です。

発作を和らげる作用

特に、てんかんの発作とけいれんの減少に効果が期待できるとされています。

強い抗酸化作用

生活習慣病の原因となる活性酸素に働きかけ、抑えること(抗酸化作用)で、加齢に伴って起こる老人退行性疾患(アルツハイマー・自己免疫疾患など)に効果が期待できます。

炎症を減らす作用

炎症は様々な疾患の要因にもなりますが、動物による臨床試験において「炎症が抑制した」とする論文が多数報告されています。

細胞損傷を止める、回復させる作用

炎症などによる損傷や老化などによって劣化した細胞を回復させる効果が期待できます。

その他

・がん細胞の増殖抑制作用

・慢性的な痛みの緩和作用

・殺菌・細菌増殖を抑える作用

・乾癬の治療

・血糖値を減らす作用

・神経保護

などの数多くの薬理作用が海外の臨床試験において、確認されています。

臨床試験済みは約100疾患!CBD効果が期待されている疾患

カンナビノイドの医療分野への研究は、1990年代より盛んに行われるようになりました。

実際にヒトや動物に対するCBDの臨床試験を行った論文は、約100疾患*2にも上っています。

中でも論文の信頼性が高いと評価されている疾患は、次の通りです。

*2(参考)世界で最も利用されている医学系データベース(MEDLINE)

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/?term=CBD

てんかん

CBDが注目される“きっかけ”となったのが、てんかんへの効果でした。

2013年、アメリカで難治性の重症てんかん(ドラベ症候群)を患った子どもが1週間に300回あったてんかん発作がCBDオイルの使用で週1回にまで激減しました。

なお、欧米では、実際に医薬品(エピディオレックス)として販売開始されています。

ガン

ガン患者さんの半数以上が悩んでいる「痛みの緩和」、化学治療を受けた際に起こる「吐き気・嘔吐の抑制」、「ガンの増殖を抑える」効果も期待できるとしています。

発達障害(自閉症スペクトラム障害・トゥレット症候群)

ワシントン大学での動物実験では、自閉症スペクトラム障害(ASD)の基本的特性である社会行動が改善されたことが報告されています。

また、イスラエルにおいてヒトでの臨床試験が現在も行われていますが、初期検査段階で行動障害の減少や前よりも話せるようになるなど、良い兆候が確認できたという報告も。

不眠症

リラックス効果が促されるため、睡眠障害に効果が期待できます。

統合失調症

ドイツのケルン大学の研究チームが行った前臨床試験では、ヘンプに含まれる化合物が副作用をほぼ起こすことなく、抗精神病薬に匹敵する効果が確認出来たとしています。

その他

・神経障害

・うつ病

・胃食道逆流症

・線維筋痛

・自己免疫疾患(リウマチ性関節炎・橋本病・糖尿病など)

・咳

・(アトピー性)皮膚炎

など

(参考)作用機序|日本臨床カンナビノイド学会

http://cannabis.kenkyuukai.jp/special/index.asp?id=19138

CBDは直接疾患を治す薬ではありませんが、CBDをサプリメント(栄養補助食品)として取り込むことで、体の不調部分を整える作用により、結果的に様々な疾患に効果的であることが分かってきました。

今後、認知症などの老人退行性疾患をはじめ、難治性疾患への適応などCBDの潜在的な可能性にますます期待が高まっています。

CBDの安全性

一般的に、CBD原料となる「アサ」は、産業用として特別に精神作用があるTHC成分を0.3%未満に改良した「産業用大麻(Industrial hemp)」が使われています。

さらに、THC成分がほとんどない茎・種子からCBDは抽出されるので、精神作用はありません。

CBDは、精神作用のあるTHC成分の受容体(カンナビノイド受容体:CB1)をブロックし抑制するので、ストレスなどで興奮した神経を落ち着かせるような働きを持っています。

2017年12月には、世界保健機関(WHO)の薬物依存に関する専門委員会(ECDD)が、CBDの有効性と安全性を認める発表*1を行いました。

*1(参考):WHO/ECDDによるカンナビジオール(CBD)事前審査報告書の日本語訳|日本臨床カンナビノイド学会

http://cannabis.kenkyuukai.jp/information/information_detail.asp?id=73799

このように世界各国で研究・臨床試験が進み、今のところ目立った副作用は確認されておらず、ヒトだけでなく動物に対しても高い安全性が確認されています。

※現在までの臨床試験では、一般的な薬との薬物相互作用が確認されているので、注意が必要です。

Calooで取り扱うCBD製品について

エリクシノール社「リトリートオイルカプセル」

https://elixinol.co.jp/product/capsule/

一般的なオイル型は、味の草っぽさが強く飲みにくいと感じる方がいらっしゃります。
本製品は「カプセル」になっているので、飲みやすくご利用いただけます。

エリクシノール社のポイント

オーストラリア証券に上場し、日本支社があるなど、世界展開しているメーカーです。
米国2016年のトップ5に入るなど、実績も豊富です。

[補足]CBDの現状
日本において大麻の栽培は違法であり、できません。しかし「最終加工(ボトリングなど)を行なっただけで”国内生産”とよぶ、いわゆる粗悪品も流通しているのが現状です。
かといって個人でのCBD輸入は、安全性を考えるとなかなか難しいところです。
それに対し、カルーの推薦させていただきますエリクシノール社は、安全性およびクオリティが高いため、おすすめをさせていただいております。

患者様へ

上記、エリクシノール社の製品を取り扱っているクリニック様を一部紹介いたします。

ご興味のある方は以下よりお問い合わせください。

あきメンタルクリニック

しおや消化器内科クリニック

日本橋アレイラクリニック

CBDを販売したい医療機関様へ

まずは、お問い合わせをいただきまして詳細についてのご相談をさせていただければと思います!

お申し込み頂いた医療機関様に向けて、以下のサンプルを配布しております。

ご希望の方は以下のフォームよりお申し込みください。

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